夏に読んだ本

8月が終わろうとしています。
今月は目ぼしいドラマが無かったので、読書の月でした。


「呼吸の本」

ヨガのお友達が勧めてくれました。

詩人・谷川俊太郎さんと呼吸の先生・加藤俊朗さんのQ&A方式の呼吸についてのお話。
普段ヨガをしながら感じている呼吸・気(プラーナ)の流れ。コレを上手に言葉で表現して頂いた感じです。

息は自らの心。呼吸と心は繋がっていて、体とも繋がっていて、広くは地球・宇宙と繋がっていて。ヨガを深めていくと何とはなしに感じる、目には見えない部分を分かりやすく話してくれてます。



「なぎさ」

図書館でふと手に取ったら面白くて一気読み。家族の話です。家族ゆえに、ぼんやりと理解しながらも話さない核心、、あるなぁ。

話は逸れますが、先日の英会話で「beat around the bush = 核心をつかない、遠回しに話す」というイディオムを習いました。
狩りの時に獲物ではなく、周りの草むらをペンペン叩いている感じですね。



「教団X」

話題になった本をようやく。
負のパワーが強すぎて、途中からはイヤイヤ読み進めました(笑)

自分の弱さを知りながら、流されゆく事を止められない人、自分の欲望を激しく満たしたい人、考える事をやめて強い者に付き従う人。人生ってこんなに重いんですか!?

宗教=悪でも善でもありませんが、自分の問題を解決するのはいつも自分。何か(誰か)に頼って自ら考える力を放棄するのは恐ろしいなと思いますし、考え過ぎるのも良くないですね。迷う時はヨガへゴー!これだけです。



「きょうの猫村さん」

漫画ですけど。おすすめです!

訳あって家政婦さんとして犬神家で働く猫村さんの物語。猫ゆえに?ちょっとズレてる真面目さが笑えたり、ところどころでヨガっぽい考えが出てきます。

人は本当は全部一個で繋がっていて、『縁』っていうのは、繋がりを思い出させてくれる引き出しっていうくだりは、正にヨガ!
ヨガには『繋がる』という意味があります。心と体の繋がりにフォーカスされがちですが、人と人のご縁、繋がりを大切にしていくのもヨガですよね。

「私はうんとラッキーだわ!」って猫村さんよく言うんですけど。こういう風に生きたいです。

Chikako Hayafuji YOGA

今ここにあること

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