シャンティ
東日本大震災から6年。
関東では、あの時のことを忘れてしまいそうに、平和で普通の日々を送っています。
昨年の春、気仙沼市と陸前高田市が外国人を被災地に呼び込みたいという事で。モニターツアーのお手伝いで、両市を訪問させて頂きました。
震災遺構やお寺、地酒の酒蔵などを訪ね、震災時や現在に至るまでのお話を聞いたりしました。
陸前高田市の旧市街地はどこまでも盛り土の更地で、本当に何もなくて。
言葉を失いました。
それは他所から来た私でもショックな光景で、変わり果てた自分の街の姿を目にする心境はいかばかりかと、、
「最近、高台にスーパーが出来たんですよ!」と、地元のガイドさんが嬉しそうに話していたのを覚えてます。
ニュースから復興がもっと進んでいるかと勘違いしてましたが、まだまだ被災地では震災が暮らしの中にあるんだなぁと感じました。
気仙沼では地元の漁師さんが餅つき大会&大漁の歌い込みを披露してくれました✨
普門寺。
震災で亡くなられた方への慰霊碑や折り鶴が沢山あります。
陸前高田市の漁港で水産加工体験もしました。牡蠣の殻を剥いたり、養殖の仕掛を作ったり。
その後、送って頂いた大振りの牡蠣!甘くて美味しい!
夜は囲炉裏のある民宿泊でした。
民宿の食事やアットホームな感じが外国の人には楽しかったようで、皆さん帰りには民宿ラブ♡になってましたね^ ^
外国人だけでなく、日本人にも見て欲しい風景でした。
そして、あれから約一年。
陸前高田市であのモニターツアーを企画された方が外国人向けツアーを始めたと、3月11日のジャパンタイムズに載っており、嬉しく思いました。
Tsunami-hit Rikuzentakata turns to home-stay program to bolster tourism
見えるかな?
成田の滑走路に「がんばろう! 日本」
飛び立つ前にこれが見えて、ふと機内で書いてます。
当たり前の毎日に感謝。
シャンティ シャンティ シャンティ。
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